物流シミュレーション

 

一般的にシミュレータとは、時間経過による事象の変化を再現(シミュレーション)するツールです。通常シミュレータは連続系と離散系に大別する事ができ、連続系シミュレータとは液体・気体・粉体等の流れを扱い、離散系シミュレータとは人や物などの流れを扱います。
本ページで紹介する適用事例のシミュレーションモデルは、WITNESSと言う汎用シミュレータ上で動作します。WITNESSは連続系・離散系のどちらも扱えますが、主に離散系シミュレーションツールとして定評があります。弊社では、このWITNESSを使ったシミュレーションモデルの開発に関するお手伝いや、シミュレーション検討など、JFEで培った技術とノウハウを生かし様々な問題に対し最も効率的な解決手法を提供します。


物流シミュレーション

●WITNESSシミュレーションによる実行画面



製鉄所コイル搬送シミュレーション

・目的

  • 指定された月間のコイル搬送量を処理するためには、どの程度まで工場内を改造すれば良いかの検討。
  • 現状の操業体制で機関車数・台車数を増やした場合、指定した月間のコイル搬送量 が処理可能かを検討。
  • 各モデルにて搬送機(機関車・クレーン)の能力(ハンドリング時間)を変化させた場合、指定した月間のコイル搬送量が処理可能かを検討。

・特徴
現工場内では、複数クレーンが同一のガーター上を移動し、また複数の台車が同一の軌道上を走行するため、これをモデル化した場合に各搬送機同士の干渉が起こります。本来は「 干渉」と言う事象もシミュレーションの一部として起こり得ますが、現実では人間が運転しており「干渉」は当初の目的とは異なるため、本モデルでは干渉回避の特別な運用ルールを盛り込み干渉しないよう作成しました。更に、コイル搬送では縦置コイルと平置コイルで搬送機(台車・クレーン)や置き場が異なります。これについては、搬送機の動作ロジックを工夫することによって、縦置・平置が混在することなくコイル搬送が実現できるようにしました。本モデルでは、他にもコイルのサイズによって台車に積載できるコイルの数を可変にするなど、シミュレータの能力を限界近くまで活用しています。本シミュレーションは、FORTRANプログラムでコイルの発生時間・発生量をファイル生成して、これをモデルに与えシミュレーションを実現します。



その他の適用事例

○立体駐車場の円滑性評価シミュレーション
○製鉄所のコイル搬送シミュレーション
○製鉄所のパイプ物流シミュレーション
○鉄骨生産物流シミュレーション
○ケース自動倉庫の運用シミュレーション
○鉄鉱石の輸送船能力評価シミュレーション

○製鉄所の高炉運用シミュレーション
○製鉄所の厚板物流シミュレーション
○製鉄所の厚板剪断シミュレーション
○パレット自動倉庫の運用シミュレーション
○造船所のクレーン運用シミュレーション